ルイ・ヴィトンのロゴ
Image by: FASHIONSNAP
アーティストのジョアン・ミッチェル(Joan Mitchell)の作品を管理するジョアン・ミッチェル財団(以下、JMF)が、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を著作権侵害で提訴したと「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion)」や「The Fashion Law」が報じた。
JMFは、ルイ・ヴィトンがハンドバッグ「カプシーヌ」の広告キャンペーンでジョアン・ミッチェルの絵画3枚を無断で使用し、アーティストの著作権を侵害していると主張。ルイ・ヴィトンに対し、3日以内に広告キャンペーンを停止するか、法的責任を負うよう要求している。
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JMFによると、ルイ・ヴィトンから昨年末の広告キャンペーンでミッチェルの作品の使用許可を繰り返し要求されていたが、 「アーティストの作品を教育目的でのみ使用する」というJMFの長年の方針を理由に、要求を書面で拒否したという。JMFは「ルイ・ヴィトンがアーティストの権利を無視し、金銭的利益のために彼女の作品を悪用していることは、ジョアン・ミッチェル財団にとって大きな失望です」と述べた。なお、当該ヴィジュアルはすでに取り下げられたと見られる。
タイムズ紙によると、ルイ・ヴィトンの担当者は訴訟についてコメントを控えている。
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