「フォーエバー 21(FOREVER 21)」が、2月21日から26日まで渋谷のイベントスペース「ヘルツシブヤ(Hz - Shibuya)」で開催するポップアップの内部を初公開した。同ポップアップは、再上陸した新生フォーエバー 21の新作アイテム約150点を一般客が初めて手に取ることができる機会となる。
ポップアップを開催する「ヘルツシブヤ」は、JR渋谷駅から徒歩約5分の場所に位置。付近では、渋谷パルコやハンズ渋谷店が営業している。
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店内は、アイテムを手に取ることができる「試着・体験エリア」とブランドロゴを背景に写真を撮ることができる「フォトブースエリア」の2エリアで構成。「試着・体験エリア」では、日本人の体型に合わせ国内で企画された「ジャパンモデル」約120型に海外企画アイテム約30型を合わせた計約150型をラインナップする。フォトブースエリアでは、プロのカメラマンがスナップを撮影し、その場で来場者のスマートフォンに写真を転送する。
Image by: FASHIONSNAP
また、店舗の入口には不要衣料品の回収ボックスを用意。下着や水着などの一部対象外アイテムを除き、ブランドに関係なく全ての衣料品を受け付けており、衣料品を持参した人には公式オンラインストア「ドットエスティ」で使用できるポイントを10ポイント進呈する。
同ポップアップでは、店舗で実物を確認しオンラインストアから商品を購入するショールーミング形式を採用。来場者は、商品に取り付けられたタグに記載のバーコードを「ドットエスティ」アプリで読み取ることでオンラインストアの商品ページにアクセスし、決済に進むことができる。
アダストリアは、2021年5月に初のOMO型店舗「ドットエスティストア」をオープンしたが、「機械的かつ無機質な印象になってしまい、成功している事例もまだない」という理由でショールーミング形式は採用しなかった。今回のポップアップでは初のショールーミング形式採用となったが、アダストリアの野田源太郎クリエイティブディレクターは「既に『ドットエスティ』上にフォーエバー 21のオンラインストアがあることを最大限利用しようと考えた」とコメント。加えて「通常形式の店舗にすると、ある程度の在庫を確保しないとならなくなる。ポップアップでこの形式を採用すると、我々が目標とするサステナブルなブランド運営から外れてしまうと考えてショールーミング形式を採用した」と意図を説明した。
今後は、3月17日から5月7日まで横浜でポップアップの開催を予定。以降、順次全国にショールーミング形式を採用した期間限定店の出店を広げていく。また、ブランドとしては5年後までに年間売上100億円を目指し、15店舗の出店を目指すとしている。
■ポップアップ概要
会期:2023年2月21日(火)~2月26日(日)11:00~20:00
会場:Hz – SHIBUYA(ヘルツシブヤ)
所在地:東京都渋谷区宇田川町4-3 1階
入場料:無料
Image by: FASHIONSNAP
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