プレステージが展開するアパレルライン「プレステージアパレル（PRESTIGE APPAREL）」が、新宿歌舞伎町の⾼級キャバクラを貸切り2023年秋冬コレクションのショーを開催した。プレステージアパレル は、「性に対して真剣に向き合う姿勢やメッセージを通して、新たなファッションの文脈を築いていきたい」という想いから、「個性が自然と受け入れられリスペクトされる自由なファッション」 をコンセプトに掲げ、2022年2月に本格ローンチ。2023年秋冬が4回目のコレクションになる。

　コレクションのテーマは「INNER CREATURE」。欲、癖、ストレスなどの、誰もが内面意識に隠し持っているダークサイドな部分から生み出されるクリーチャー（モンスター）をイメージしてアイテムに落とし込んだ。ショーではゆるふわギャングのNENEによるライブパフォーマンスが行われ、涼森れむや⼋掛うみ、流川夕がモデルとしてランウェイを歩いた。

　アイテムには、ペイントアーティストのチョーヒカルが、シーズンテーマである「INNER CREATURE」から着想して描き下ろした作品を大きくプリントしたビッグシルエットのパーカ「CHO-HIKARU PARKA」（4万1800円）などを揃える。また、ブランドが継続して展開しているウエスト周りに2本のドローコードとタックが入ったボトムが、コーデュロイ素材でワイドストレートシルエットになって登場。丸みのあるオーバーサイズのパファージャケット「PUFFER JACKET」（4万9500円）は、加工を施し、表地にハリ感を出している。

　そのほか、独自のバイオ加工でグラフィックをプリントしたヴィンテージTシャツ「FUCKING AWESOME RAINBOW TEE」は、ショートスリーブ （1万2100円）とロングスリーブ（1万3200円）の2型を展開。 フェイクファーを使用したシリーズからは、トラックパンツ「FUR TAPE TRACK PANTS」（1万7600円）やトラックジャケット、シーズンテーマの「INNER CREATURE」を表現したデザインが特徴のバッグ「FUR CHAIN BAG」（1万6500円）、人気のシルエットのトラックスーツ「FUR TAPE TRACK JACKET」（2万5300円）が登場した。