Portrait by Erik Ian
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、新たなメンズ・クリエイティブ・ディレクターにファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)を起用した。ファーストコレクションは6月のパリ・メンズファッションウィークで発表される。
同職はヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が務めていたが、2021年11月に急逝。後任については様々な噂が流れていた。ファレルは1990年代にチャド・ヒューゴ(Chad Hugo)と共同で結成したプロデューサー・ユニットのザ・ネプチューンズ(The Neptunes)が脚光を浴びたほか、ファッション業界では「ケンゾー(KENZO)」のアーティスティックディレクターを務めているNigoと親交が深く、共同で「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」と「アイスクリーム(ICE CREAM)」を立ち上げたことでも知られている。そのほかにも、「アディダス(adidas)」との協業をはじめ、「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」と開発した香水や、「シャネル」とのコラボレーションコレクションを展開するなど多岐に渡って活動している。
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ルイ・ヴィトン会長兼CEOのピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は「2004年と2008年にルイ・ヴィトンでコラボを果たしたファレルを、新しいメンズ・クリエイティブ・ディレクターとして迎え入れることができ、嬉しく思っています。ファッションの枠を超えた彼のクリエイティブなヴィジョンが、ルイ・ヴィトンを新たな飛躍へと導くことは間違いありません」とコメントしている。
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