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藤崎尚大が手掛ける「ミーンズワイル(meanswhile)」が、2023年秋冬コレクションでブランド初のユニセックスウェアを発売する。アイテムデリバリーは7〜8月を予定しており、ミーンズワイル直営店舗で取り扱う。
ミーンズワイルは、アパレルメーカーで経験を積んだ藤崎が2014年にスタート。「日常着である以上、服は衣装ではなく道具である」をコンセプトに、ファッションの持つ表面的で無稽な部分に道具としての機能を追求したプロダクトを提案している。2019年にはファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD 2020」を受賞した。
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これまでミーンズワイルはメンズウェアのみの展開で、ユニセックスウェアをラインナップするのは初となる。デザイナーの藤崎曰く、2023年秋冬コレクションでウィメンズブランド「イン(IHNN)」とコラボレーションすることをきっかけに、かねてより構想のあったユニセックスウェアの製作に至ったという。
ミーンズワイルとインのコラボレーションアイテム
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ユニセックスウェアは、ジャージートップス(2万3000円)、ベスト(1万3000円)、パンツ(2万5000円/全て税込)の計3型を展開。いずれも接結と呼ばれる、2枚の布を組み合わせる技法を用いた生地を採用し、生地の中に中綿を入れることで、表面の凹凸を表現した。また、裏地には吸水速乾の素材を採用し、機能性とデザイン性を両立させた。
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藤崎は、今後のウィメンズウェアの展開については「今回の反応をみながら検討する」と慎重な姿勢を見せながらも、「ウィメンズショップとも何件か話をさせていただいているので、少しでも反響があれば今後毎シーズン継続していきたい」と次回以降の製作にも意欲を見せた。
■meanswhile:公式サイト
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