悶々としながら描き続けた「あいつ」
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アーティスト・RINKAFOGによる個展「feign ignorance」が、神宮前のNIGHTOUT GALLERYで開催。2023年1月28日(土)~2月12日(日)まで。
RINKAFOGは、2001年生まれ。エクスペリメンタルな表現や退廃的なものからインスピレーションを受け、それらを日々の思考と感情に共有させ落とし込んだ作品を制作している。また、1つの作品にアクリルやクレヨン、ラテックスやグルーガンなど様々な性質の画材を用いて制作しているのも特徴的だ。
今回の個展では、平面作品のほか立体作品も展示。本展の開催によせて、RINKAFOGは
「ぼけた、とぼけた、ほけた、ほうけた。輪郭がはっきりせず、ぼやけた視界。ピントを合わせようとしない意識に入りこむ日々のノイズが無数の点となって現れる。それは、人々の思考から環境まで不特定に砂嵐のように現れ、自他共にどこか不信感を与える。自分が今まで感じた意思表示などに対する不信感を無数の粒子に置き換え、あいつの身に纏わせるように、私は悶々としながらひたすら点々とあいつを描き続けた」
と語る。
作品の中に佇み浮かぶ「あいつ」の正体とは。WEGO OFFICIALのYouTubeの「米原康正 動画連載企画」では、その正体に迫るインタビューが公開されているので、ぜひ展示に訪れる前にチェックしてみて。
これまで、国内外で多くの展覧会を開催してきたRINKAFOG。表参道・原宿エリアでは、MIYASHITA PARKのorやBLOCKHOUSE Galleryに続き、3回目の展覧会となる。2022年11月にオープンしたばかりの新進気鋭のギャラリー、神宮前・NIGHTOUT GALLERYで魅せる、RINKAFOGの新たな表情をお見逃しなく。
■概要
RINKAFOG SOLO EXHIBITION「feign ignorance」
開催期間:2023年1月28日(土)~2月12日(日)
営業時間:13:00-19:00
定休日:月・火・水
場所:NIGHTOUT GALLERY
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
NIGHTOUT GALLERYから歩いて約7分の場所にあるNANZUKA UNDERGROUNDでは、アメリカ人アーティスト、マシュー・パラディーノと、三重県生まれのアーティスト、山路紘子の個展が開催中。1Fと2Fに分かれて展示される、異なる世界観のアートを楽しんで。
※敬称略
Text:miwo tsuji
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