公式サイトより
女性用靴下・インナーを製造販売するチュチュアンナが、過去に販売した19商品のデザインについて著作権侵害などの法定な問題があったと発表した。
問題の発端は、2021年8月に発売した「ポメラニアン柄のルームウェア」。チュチュアンナは、同年10月にイラスト制作者に同商品が過去に公開したイラストと酷似しているとの指摘を受け、担当デザイナーに聞き取り調査を実施した。その結果、制作過程において参考資料として収集した資料の中に同制作者の作品が含まれていたことが判明し、デザインの類似の程度からも同作品の著作権を侵害してしまったことが発覚したという。
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ポメラニアン柄のルームウェアのほかにも、販売アイテムについて著作権侵害の指摘を受けたことによって、2021年春以降に製作、販売した全商品を調査。合計19デザインで法的な問題があることを確認した。同社は、権利者への賠償金の支払いを順次実施。権利者の了承を得た13デザインについては、順次販売を再開している。そのほか、権利者と連絡がつかないなどの理由で賠償金支払いに至っていない商品が現時点で6デザインあり、引き続き連絡を試みているという。
チュチュアンナは「商品製作の管理体制に問題があったと言わざるを得ない、重大な結果であると重く受け止めております」とコメント。今後は策定した「クリエイティブ製作ガイドライン」を厳守し、法的にも倫理的にも問題のない商品制作を進めていくと述べた。
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