リコーが、銀座4丁目交差点に面した商業ビル「三愛ドリームセンター」の建て替えを発表した。解体工事は、2023年3月から約2年間を予定している。
三愛ドリームセンターは、1963年に誕生。リコー創業者の市村清が、婦人服の三愛などを含めた「リコー三愛グループのシンボル」として開館した。同商業ビルは竣工から60年が経過しており、建物の老朽化と、2023年4月から施行される同社の新体制発足を機に、今回の建て替えを決めたという。解体前の建物の形状は、360度カメラ「RICOH THETA」や3次元画像処理などのリコーの技術を活用しながらデジタルアーカイブを行う。
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建て替え後は、「サーキュラ(CIRCULAR)-めぐり めぐる よろこび-」をコンセプトに、新たな商業施設をリニューアルオープン予定。小堀哲夫が設計を手掛ける。リコーの山下良則社長は「銀座の街にふさわしい新たなランドマークをつくる」とコメントしている。
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