ユルギ・ペルスーンのインスタグラムより
デザイナーのユルギ・ペルスーン(Jurgi Persoons)が、自身のインスタグラムでハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)がデザインを手掛けた「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」の2023年春夏オートクチュールコレクションが、過去の「ユルギ ペルスーン(JURGI PERSOONS)」のコレクションと酷似していると主張した。
同氏は、今回のコレクションについて「明らかに私が以前発表したファッションショーのコピーだった」と主張し、「大きなショックを受けた。最初は私に対する賛辞を込めたコレクションなのかもしれないと想像したが、私の名前について言及することも、コラボレーションの依頼を受けることもなかった。自らの意思に反し、培ってきたレガシーを汚されてしまったジャン・ポール・ゴルチエ氏を大変気の毒に思う。ゴルチエ氏は私にとって永遠のアイコンであり、多くのインスピレーションを受け憧れた存在だ」と続けた。
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また、同投稿では「ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)」の2015年ウィンターコレクションについても言及。同コレクションでも作品のコピーをされたとし、「当時は寛容であろうとしていたが、今回同様にコピーであることを知らずに受け入れている人がいたことから、沈黙を破る決心をした」と述べ、「私の作品は“古いもの”であることは確かだが、今でも存在し続けている」と主張した。
ユルギ・ペルスーンは、1969年生まれ。1992年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、1995年に自身の名を冠したユルギ ペルスーンをスタートし、1996年秋冬シーズンでパリコレデビューを果たした。
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