Image by: nendo
佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoが、ポケモンカードゲームを制作している「クリーチャーズ」の新オフィスをデザインした。
クリーチャーズは、主に「ポケモンカードゲーム」(以下、ポケカ)の開発と、ビデオゲームソフト「ポケットモンスター」シリーズから派生するデジタルゲームの開発、ポケモンの3Dモデリング・モーション制作を行っている。
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今回nendoは、ポケカ1枚1枚にたくさんの工夫やアイデア、そして情緒的な価値が込められていることから、オフィスのインテリア空間もポケカの製造プロセスと同様のスキームを採用。2.3mm厚の1枚のスチール製の板に、ポケカの特徴を抽象化した原寸サイズのグラフィックをレーザーカットで施し、カード型に切り抜いた。通常のカードだけではなく、隠しデザインとして9種類の「エネルギーカード」が採用されている。
全体の空間レイアウトは、一般的な四角い部屋と四角いテーブルを使用せず、それぞれ異なる形状や大きさの曲面状の壁で構成。テーブルもひとつひとつが異なる有機的な形状にすることで、ミーティングの形式や人数に応じてレイアウトを変えられるように設計した。こうした考え方は、「創設当初のクリーチャーズのロゴに複数の有機的な生命体のような形状が添えられていた」という話から着想を得たという。
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