米カリフォルニア州が、1月1日から毛皮製品の販売と製造を禁止する法律を施行した。アメリカの州全体で毛皮の販売および製造が禁止されるのは、今回が初となる。
カリフォルニア州では、2019年に動物の毛皮を使用した製品の製造および販売を禁止する法案が可決。リサイクルショップや中古品店などが取り扱っている使用済みの毛皮製品には適用されず、新品の毛皮製品の販売のみ禁止する。なお革やムートンなどといった素材を使用した製品は対象外で、毛皮を着用することは引き続き合法として認められる。
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カリフォルニア州の自治体では2019年以前にロサンゼルス、サンフランシスコ、バークレー、ウェストハリウッドがファーフリーに関する同様の法案を可決。また、ファッションブランドでは「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」や「モンクレール(MONCLER)」などが毛皮の使用停止を表明している。
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