MISSONI、SAINT LAURENT、Alexander McQueen、Chloé、ANN DEMEULEMEESTER
パンデミックによりコレクション発表の形式が変化している中、2022-23年秋冬コレクションは多くのブランドがフィジカルでショーを開催。コロナ後の新たな時代を彩るトレンドも見え始めている。店頭が新シーズンを迎える前に、秋冬コレクションのトレンドスタイルをチェック。2つ目の注目キーワードは、リュクスな「進化系ライダース」。
マスキュリンにもフェミニンにも着こなして
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レザーアイテムが豊作な2022-23年秋冬シーズン。特にライダースジャケットのバリエーションが目立った。レザーパンツやブーツと合わせたオールブラックの装いも、上質な素材使いがエレガントなムードをプラスする。
・ミニドレスのようにまとう:アレキサンダー・マックイーン
ドレス風の着こなしを提案したのは「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」。スカートやメッシュワンピースとの組み合わせのほか、ライダースをミニドレスのように着用したルックも。ジッパーやメタルチェーンでエッジを効かせたスタイルが印象的だ。
Alexander McQueen
・新鮮なロングライダース:サンローラン、クロエ、アン ドゥムルメステール
「サンローラン(SAINT LAURENT)」や「クロエ(Chloé)」のような長めのライダースは、マチュアな雰囲気が魅力。また、マキシ丈のライダースを提案したのは「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」。シャツやホワイトスニーカーを合わせ、都会的なルックに落とし込んだ。
SAINT LAURENT
・ガーリーな味付けも見逃せない:セリーヌ、シモーン・ロシャ
「セリーヌ(CELINE)」のコレクションでブラックピンク(BLACKPINK)のリサ(LISA)が着用したのは、ライダースとマイクロミニのセットアップ。また、白鳥をモチーフにした「シモーン・ロシャ(Simone Rocha)」は、異素材と組み合わせてライダースのフォルムを再構築。ガーリーさを加味したスタイリングが新鮮だ。
CELINE
Simone Rocha
全身を包むバイカースーツはワントーンで
・ブラック&レッドのハンサムレディ:ディオール、ミッソーニ
本格的なバイカースーツを連想させるルックも印象的。肩から腕までのプロテクターを付けた「ディオール(DIOR)」のレザースーツは、ファッションとテクノロジーが融合したハイブリッド型。また、「ミッソーニ(MISSONI)」のバイカースーツはヴィヴィッドな赤で全身を包む。
2022-23年秋冬コレクショントレンド特集
01: スパイシーな「見せブラ・コルセット」
02: リュクスな「進化系ライダース」
03: 「ネオンカラー」でパワーチャージ
04: レギンス感覚の「限界突破ブーツ」
05: 色使いも快活な「ウルトラスポーティ」
06: プロポーションを再構築する「ビッグアウター」
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