エア ジョーダンシリーズ6作目の「エア ジョーダン 6」や「ニューバランス(New Balance)」の「991」、「プーマ(PUMA)」のディスク システムなどが周年を迎えた昨年。2022年はどのモデルが周年を迎えるのでしょうか。周年を迎えたスニーカーは、コラボや新色など記念モデルの発売が期待されるので、毎年注目が集まります。エアマックスシリーズのファーストモデルから誰もが知る「コンバース(CONVERSE)」の普及の名作まで2022年に周年を迎える各社のスニーカーをまとめました。
ナイキ「エア マックス 1」
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「ナイキ(NIKE)」では、エアマックスシリーズのファーストモデル「エア マックス 1(Air Max 1)」が2022年に35周年を迎えます。エア マックス 1は、デザイナー ティンカー・ハットフィールド(Tinker Hatfield)がパリのポンピドゥー・センターのむき出しの建築構造から着想を得てミッドソールに小さな窓枠を施し、「ナイキ エア」を初めて可視化。誕生30周年を迎えた2017年には、復刻モデル「ナイキ エア マックス 1 アニバーサリー」が発売され、話題を集めました。毎年3月26日に行われるエア マックスのイベント「エア マックス デイ」。2022年はエア マックス 1がフォーカスされるとの噂も広がっており、注目を集めています。
ナイキ「エア フォース 1」
ナイキの不朽の名作「エア フォース 1」も2022年がアニバーサリーイヤーです。1982年に「ナイキエア」を搭載した世界初のバスケットボールシューズとしてファーストモデルのハイカットが発売され、今年で40周年を迎えます。シンプルなデザインから多くのファンを抱えており、ナイキを代表する定番モデルとして知られています。スニーカー愛好家たちの間では、40周年記念アイテムが発売されるという噂もあります。
コンバース「オールスター」
オールスター US カラーズ HI(ALL STAR US COLORS HI)税込7700円
誰もが知るコンバースの名作「オールスター(ALL STAR)」が、2022年で誕生105周年。スニーカーを語るうえで欠かせないオールスターには、永久定番の名にふさわしいベーシックなモデルや、アッパーに洗い加工を施し、ヴィンテージテイストを追求した「U.S. ORIGINATOR」スペック搭載のモデル、小ぶりな半型のトゥや生成りテープとコットンシューレースが特徴の日本製モデルなど現在では様々なバリエーションを展開しています。また、2022年には永井博とのコラボレーションアイテム(税込1万1000円)も登場予定。アッパーには、永井のトロピカルな風景イラストの中にトリコロールカラーのコンバースのショップをデザインしたオリジナルのイラストが採用されています。
オールスター US ヒロシ ナガイ HI
Image by: コンバース
リーボック「フリースタイル ハイ」
1982年に、柔軟で薄手の衣料用天然皮革であるガーメントレザーを使用した女性向けエアロビクスシューズとして「フリースタイル ハイ(Freestyle Hi)」が誕生。2022年に40周年を迎えます。足を包み込むような快適な履き心地を実現し、当時はオフィスワーカーの通勤用シューズとしても人気を博しました。現行のモデルは、税込1万780円で販売されています。
リーボック「シャック アタック」
伝説的なバスケットボールプレイヤー シャキール・オニール(Shaquille O'Neal)初のシグネチャーモデル「シャック アタック(Shaq Attaq)」は、2022年で誕生30周年。シャキール・オニールのルーキーイヤーである1992年に発売されました。独自のクッショニングテクノロジー「ザ・ポンプテクノロジー(The Pump Technology)」と、軽量素材グラフライトを搭載。当時は、所属チーム「オーランド・マジック」のユニフォームカラーを踏襲したデザインが採用されていました。
リーボック「アンサー」
「アンサー(Answer)」は、1990年代から2000年代前半を代表するバスケットボールプレイヤー アレン・アイバーソン(Allen Iverson)のシグネチャーモデル第2弾として1997年に発売され、2022年に25周年を迎えます。周囲から投げかけられた”疑念(Question)”を跳ね除け、ルーキーシーズンに新人賞を獲得するなど偉業を残したアイバーソン。そんな功績を称え、シグネチャーモデル第1弾のアイテム名「Question」の対となる「Answer」がモデル名に採用されました。このほか、リーボックのクッショニングテクノロジー「ディーエムエックス ムービング エア テクノロジー 10(DMX Moving Air Technology 10)」を初めて搭載したバスケットボールシューズとしても知られています。
ヴァンズ「Half Cab」
Image by: ヴァンズ
「ヴァンズ(VANS)」のシグネチャーシューズ「Half Cab」は、2022年に30周年を迎えます。HALF CABのシグネチャーライダーは、スティーブ・キャバレロ(Steve Caballero)。ロゴパッチには、キャバレリアルを決めるスティーブ・キャバレロの図案が刺繍されています。価格は税込9900円。また2021年末には、「シュプリーム(Supreme)」とのコラボモデルが発売されました。
ニューバランス「990」
ニューバランスのフラッグシップモデル「990」シリーズの初代990は、1982年に誕生。2022年に40周年を迎えます。990シリーズの最新モデルでは、5代目となる「990v5」が2019年に登場。現在は削除されていますが、Made in U.S.A.コレクションのクリエイティブディレクターで、「エメ レオン ドレ(Aimé Leon Dore)」の創設者でオーナーのテディ・サンティス(Teddy Santis)が最新作「990v6」と思われる画像をインスタグラムに投稿したことでファンから期待の眼差しが向けられています。また、2021年には誕生40周年に先駆けて、「990バージョンシリーズ」として初代モデルのほか、「990v2」「990v3」「990v4」を発売しました。
オニツカタイガー 復刻
「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」の歴史は1949年に遡ります。1949年に鬼塚喜八郎氏によって鬼塚株式会社が誕生。1977年にオニツカ株式会社、株式会社ジィティオ、ジェレンク株式会社の3社が対等合併して株式会社アシックスが設立されました。その後、ヨーロッパでのレトロランニングのブームに合わせ、2002年にオニツカタイガーが復刻。2022年で復刻から20周年を迎えます。代表モデルは統合前の1966年に発表したメキシコラインから2002年のブランド復刻時に販売を開始した「メキシコ 66(MEXICO 66)」など。メキシコ 66の起源は、1961〜1961年に発売したリンバーアップで、1966年に改良し、今でいう「オニツカタイガーストライプ」を初めて搭載しました。
プーマ「スリップストリーム ミッド」
Image by: プーマ
1987年に競技用バスケットボールシューズとしてプーマの「スリップストリーム(SLIPSTREAM)」が登場しました。今年35周年を迎える同スニーカーの復刻モデルとして、「スリップストリーム ミッド(SLIPSTREAM MID)」が昨年12月25日に発売されました。トリプル ホワイトとトリプル ブラックのトーナルカラー2色を展開で、価格は税込1万4300円。
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