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Image by: 大丸松坂屋百貨店
大丸松坂屋百貨店が、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた大丸心斎橋店本館をロケ地として利用できるロケーションサービスビジネスを開始した。価格はスチール撮影が3万3000円〜、映像撮影が5万5000円〜(いずれも1時間あたり税込)。
大丸心斎橋店本館は、ヴォーリズが手掛けた初の商業施設として1918年に開業したが、1920年に火災により焼失。1922年から1933年にかけて4回の工事を行い、ネオ・ルネサンス建築の心斎橋筋側部分とネオ・ゴシック様式を取り入れた御堂筋側部分が完成した。1945年の戦災を経て地上5階以上を焼失するが、戦後に復旧と増築を果たし、2015年に建て替えのため営業を一時終了。当時の景観と調和するよう、西洋と日本の建築様式を織り交ぜたヴォーリズ建築は歴史的価値が高いとされたことから、御堂筋側の外壁を保存するとともに売場を増床し、2019年9月にグランドオープンした。
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ロケーションサービスは原則として営業外の時間帯に提供し、アールデコの様式を復元した1階エレベーターホールや7階テラス、普段は公開していない屋上や水晶塔の内部などでの撮影が可能。ショップ内での撮影は別途相談が必要となる。また、都会でのフォトウェディング需要を見据えて、大阪発のベンチャー企業メイクスビューとのタッグによるフォトウェディングプランも用意。夕景から夜景、閉店後の百貨店といったさまざまなシチュエーションから、オーダーメイドで撮影することができる。
■問い合わせ:大丸心斎橋店 ロケーションサービス/フォトウェディング
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