ファイントゥデイ資生堂が、2023年1月1日付で会社名をファイントゥデイに変更する。資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ、展開してきた同社が自律したメーカーとして一層の企業価値向上に向け加速し、事業パーパスとの結びつきを強めるためだという。
同社は2021年7月に資生堂から、「ツバキ(TSUBAKI)」「ウーノ(uno)」「専科」などのパーソナルケア事業を引き継ぎ、展開していくため設立。今年8月には資生堂の生産事業取得について契約を締結し、技術開発から生産、販売に至るまで一気通貫のビジネスシステムの構築を進めている。
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社名であるファイントゥデイの「ファイン」には「毎日を豊かにする素晴らしい商品を届けたい」という思いを、「トゥデイ」には「人生の基本である一日一日を豊かに生きるには、一瞬一瞬の豊かさを積み重ねることが重要」という意味を込めているという。これらの考えは、パーパスである「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」にも反映している。今回の商号変更により、一層これらの理念の体現を推し進めるという。
同社による指揮のもと、今年は「ツバキ(TSUBAKI)」からダメージケアに特化した黒のパッケージの「プレミアムEXシリーズ」を発売。また、生産を終了していた「ハダスイ(HADASUI)」を、お客からの要望を受け、処方やデザインを新たに復活させるなど、ブランドの発信を強めている。
■ファイントゥデイ資生堂:公式サイト
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