プラダグループの公式サイトより
プラダグループが、クリスチャン・ディオール アメリカズ(Christian Dior Americas)の元CEO ジャンフランコ・ダッティ(Gianfranco D'Attis)氏をプラダブランドの新たなCEOに任命した。同氏は、2023年1月2日付で同職に就任する。
プラダグループは、12月6日にグループ全体の人事を発表。2023年1月に行われる取締役会をもって、イタリアの大手アイウェアメーカー「ルックスオティカ(Luxottica)」前会長 アンドレア・グエラ(Andrea Guerra)氏が新たな最高経営責任者に就任し、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)氏とパトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)氏は共同CEOを退任する。今後はダッティ氏とグエラ氏の経験を活かした戦略で、ブランドのグローバル規模での成長を促す方針だという。
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今回の人事はミウッチャ・プラダ氏とパトリツィオ・ベルテッリ氏の長男 ロレンツォ・ベルテッリ氏が将来的にCEOに就任することを視野に入れた計画だという。両氏は「プラダグループをさらに進化させ、将来的にロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)にリーダーを引き継ぐための第一歩です。着実かつ持続可能な成長のためにこの職務を引き受けてくれたアンドレア・グエラに感謝します」とコメントしている。
複数の海外メディアの報道によると、ジャンフランコ・ダッティ氏は、12月9日付でクリスチャン・ディオール アメリカズのCEOを退任。後任として、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」で副社長を務めたアレキサンドラ・ウィノカー(Alexandra Winokur)が2023年3月に同社のCEOに就任する。
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