350Kmを走破したウルトラ店長・鵜野貴行さんが選ぶ、心がゆれた1冊
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OMOHARAREALでは秋の読書企画を2022年も開催。「本棚を見ればその人となりが分かる」なんてよく言われているけれど、表参道・原宿で働くスタッフたちのお気に入りの1冊、気になりません?今年の【私の1冊】のテーマは、心がゆれた1冊。気持ちが揺さぶられた、感動した、モチベーションが上がったなど、そんな1冊を紹介してもらいました。個性溢れるお店と人の魅力にもフォーカスしています。
今回、おすすめしてくれたのはTHE NORTH FACE Sphere・店長の鵜野貴行さん。
鵜野貴行(うのたかゆき)/サイクルメッセンジャーを経て、2011年にGOLDWIN(THE NORTH FACE)に入社。入社後まもなく始めたトレイルランニングに熱中し、国内外のトレイルレースに挑戦している。その経験から2013年東京・丸の内のランニング専門店「FLIGHT TOKYO」に配属。2022年7月に新しくできた「THE NORTH FACE Sphere」に着任し、店長として勤務。
鵜野さんおすすめの一冊は?
BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”/クリストファー・マクドゥーガル(著),近藤隆文(訳)
「トレイルランニングを始め、月に2回レースに出場するなどしていた時期に出会った1冊です。走ることに熱中するあまり、故障してしまい、ランニングに関する書籍を読み漁っていました。その中で新たな気づきをくれた本です。こうしなければいけない、という固定観念を取り払い、“走ることは自由である”ということをあらためて教えてくれました。心から、走ることを楽しめるようになった1冊です。
“走る民族”と呼ばれる、メキシコの「タラウマラ族」との交流から、走ることと向き合い、その秘訣を探求した本になっています。著者も有名なトレイルランナーなのですが、ランナーにとってはバイブル的存在として話題になりました。
“人間は走るために生まれた”という印象的なフレーズとともに、走ることで得られる心身の充実も紹介されています。フォームだけでなく、普段から姿勢や身体のバランスを意識するようになりましたし、故障を克服し、2014年に160Km、2018・19年には350Kmのレースを経験しました。この本から得た知識や自身の経験を掛け合わせることで、接客、販売など店舗でのコミュニケーションに活かしています。
■最新のTHE NORTH FACE Sphere情報
鵜野さんが着用しているのは、11月10日に発売された新作のフーディ。「THE NORTH FACE Sphere」限定アイテムとなっていて、左胸にはSphereのショップオリジナルロゴが入る。肉厚な質感ながら軽量なのが魅力。保温力もあるのでトレーニングから普段使いまでマルチに活躍するアイテムだ。鵜野さんも「めちゃくちゃイイですよ」と太鼓判。機能性を持ちながら、リサイクル素材を採用し、環境への負担を最小限に抑えているのもTHE NORTH FACESらしい特徴。
THE NORTH FACE Sphere(ザ・ノース・フェイス スフィア)
2022年7月にオープンしたTHE NORTH FACE 最新のフラッグシップ。「もしその場所に建築物が樹木のように発生したのなら?」という発想からデザインされており、ランニングやトレーニングといったアスレチックカテゴリーに特化したショップとなっている。国内初導入のカスタマイズサービス「141 CUSTOM for ATHLETIC(ワンフォーワンカスタム フォー アスレチック)」や、イベントスペース・オフィススペースを有し、街と自然をシームレスに繋ぐプラットフォームとして存在感を示している。
Text:Tomohisa Mochizuki
Photo:OMOHARAREAL 編集部
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