アディダス オリジナルスのロゴ
Image by: FASHIONSNAP
「アディダス(adidas)」が、新たな最高経営責任者(CEO)に「プーマ(PUMA)」現CEOのビョルン・ガルデン(Bjorn Gulden)が2023年1月1日付で就任すると発表した。現CEOのカスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)は11月11日に退任。ガルデンの就任までは最高財務責任者であるハーム・オルマイヤー(Harm Ohlmeyer)が暫定的に同社を率いる。
ビョルン・ガルデン新CEOは、デンマークのジュエリーブランド「パンドラ(PANDORA)」や、ドイツのシューズメーカーのダイヒマン(DEICHMANN)、アメリカのフットウェア小売業者ラックルームシューズ(Rack Room Shoes)などで重要なポジションを渡り歩いたほか、サッカーとハンドボールのプロ選手として活動していた経歴も持つ。2013年に「プーマ(PUMA)」のCEOに着任した。アディダスでは1992年から1999年までアパレル・アクセサリー部門の上級副社長を務めており、今回のCEO就任でアディダスに復帰することになる。
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同社の監査役会は、「ビョルン・ガルデンがアディダスに戻ってくることをうれしく思います。彼が持つスポーツ用品とフットウェア業界での約30年の経験はアディダスを新しい強い時代に導くでしょう」とコメントした。
なお、ガルデンは12月31日付でプーマのCEOを退任する予定。2023年1月1日から新CEOは現最高商務責任者のアルネ・フロイント(Arne Freundt)が務める。契約期間は4年間となっている。
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