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【2023年3月3日続報】3月4日12時から「オンワード・クローゼット」での販売を開始。
オンワード樫山は、新たなD2Cブランド「ネイヴ(NAVE)」を2023年春にスタートする。手掛けるのは、トータルプロデューサーの宮井雅史、スタイリストの福田亜矢子と斉藤くみ。2022年春までクロスプラスのD2Cブランド「ノーク(N.O.R.C)」を担当していたメンバーだ。10月25日には、プレスやモデル、タレントなど業界関係者600人を招いたお披露目のランウェイショーを東京・恵比寿カーデンホールで開催した。
ネイヴはプラットフォーム型ブランドとして、福田によるトレンド感のあるリアルクローズ「Nave(ネイヴ)」、斉藤が提案するベーシックウェアの 「ReNAVE(リネイヴ)」 、アーティストや他ブランドとのコラボレーションラインの「×NAVE(バイネイヴ)」の3つの異なるラインを展開する。
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ショーには、山田優やemmaをはじめ、タレントのみちょぱこと池田美優との結婚を発表したばかりの大倉士門、演歌歌手の真田ナオキ、K-POPレーベルの131の練習生らがランウェイに登場。ラストには、動画クリエイターの花上惇が映像出演した。
バイネイヴ 百々千晴や竹下玲奈とのコラボも
ブランドデビューの2023年春に先駆けて、コラボレーションのバイネイヴは、今冬アイテムを先出しで販売を開始する。スタイリストの百々千晴による「ドドジーン(DODO JEAN)」、俳優の野波麻帆と水上剣星が手掛けるブランド「ヒムハー(himher)」、大野京子の「ぺレック(pelleq)」、モデルのemma とスタイリスト中村璃乃がスタートした「イーアール(ER)」、他にもモデルの竹下玲奈 、スタイリストの一ツ山佳子、ファッションエディターの坪田あさみと協業した商品を展開。
スタイリストの百々千晴による「ドドジーン」とのコラボアウター
コラボアイテムは、11月30日から12月6日まで伊勢丹新宿本店と阪急うめだ本店に開くポップアップストアで販売を開始。12月10日には公式オンラインストアと、オンワードグループの公式サイト 「オンワード・クローゼット(ONWARD CROSSET)」で取り扱う。
2023年春には、アパレルでは日本初となるハードロックカフェ(Hard Rock Cafe)とのコラボレーションや、富岡佳子によるアイテムを発信する予定。またネイヴからジュエリーブランド「アフェクト(AFFECT)」もデビューする。
ネイヴ 福田亜矢子が提案するリアルクローズ
女性誌を中心に読者に支持を集める福田がディレクションを行うネイヴは、時代のトレンド感をおさえながらも、リアルに取り入れやすいコンテポラリースタイルを打ち出す。2023年春夏は、クロップド丈のジャケットやトップスに、ハイウエストのデニムを合わせるなど、旬な肌見せのコーディネートを提案する。
Image by: FASHIONSNAP
リネイヴ 斉藤くみによるベーシックウェア
ファッション誌や広告、カタログなどでスタイリングを手掛けてきた斉藤によるリネイヴでは、ジェンダーレスでエイジレスなベーシックアイテムを紹介していく。細かいグレーディングにこだわることで、同アイテムでもウィメンズ、メンズ、そしてキッズも着用できる豊富なサイズバリエーションをラインナップする。
ブランド名は「Necessity(必要性がたかく)、Ambiguity(曖昧を大切に)、Volatility(常に変わるものを)、Effector(エフェクトする存在)」の言葉の頭文字。秋冬は価格帯はアウターが2万9000〜5万4000円、トップスが7000〜1万9000円、ボトムスが1万3000〜2万円ほどで設定している。2023年春商品は3月上旬、ブランドの公式オンラインストアやオンワード・クローゼットなどで発売を予定している。
プロデューサーの宮井は、「ファッションはワクワク、人をハッピーにするもの。ネイヴでは、プラットフォーム型ブランドとして、私たちのネットワークを生かしたコンテンツを仕掛けています。価格は手頃なものから、お客さまに背伸びしても購入したいと思っていただけるようなアイテムまで幅広く用意。着回しがしやすいスタイルを意識しながら、大切に着たいと思うようなものを重点的にそろえています」と話した。
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