インディテックスの公式サイトより
「ザラ(ZARA)」を擁するインディテックス(INDITEX)が、ロシア軍のウクライナ侵攻を受けて一時停止していたロシア事業をアラブ首長国連邦に拠点を置くダヘルグループに売却することで初期合意に達したと発表した。売却は「ロシアでのインディテックスの事業を終了することを意味する」と説明している。
インディテックスは、3月5日にロシアにある全502店舗の営業とオンラインでの販売を停止。売却にはロシア当局の承認を受ける必要があるとし、条件が整えば大部分の店舗のリース権を譲渡すると発表していた。
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売却によってインディテックス以外のブランドと合わせて販売することも可能となり、将来的にグループのブランドを市場に戻す場合は、ダヘルグループとのフランチャイズ契約を通して行うという。また、ロシアの撤退によって生じる影響については、2022年上半期に計上した引当金によって十分にカバーできると説明している。
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