Top Photo:(c)Ken KATO
Hanako Murakami
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多岐にわたる手法で辿る写真の起源
パリを拠点に活動する作家 村上華子による展覧会「du désir de voir 写真の誕生」が、ポーラ美術館 アトリウム ギャラリーにて2023年1月15日(日)まで開催中。
歴史を往来する緻密なリサーチと卓越した言語感覚のもと、古典技法による写真や金属の活版を用いた作品、詩、映像などの幅広い作品を創り出してきた村上華子。
初期から一貫して、網膜に映る像を他者と共有するための技術と歴史、そして目の代替物として像を焼きつけるという物質性に関心を持ち、制作を行っている。
新作を中心に構成される今展は、ネオン管を用いた作品をはじめ、村上の新たな試みを紹介。
今回の展示を通し、現存する世界最古の写真を残したとされるNicéphore Niépceの言葉を丁寧に紐解き、検証を重ねながら、彼の輝かしい功績の裏側にある幾多の失敗を現代に再現した。
Niépceと村上、そして鑑賞者の眼差しが重なる時、私たちは何を目にするのか。
写真の発明の裏にある、知られざる足取りを辿って。
POLA MUSEUM OF ART
0460-84-2111
【HIRAKU Project Vol. 13 Hanako Murakami: du désir de voir】
DATE:2023年1月15日(日)まで開催中
TIME:9:00am~5:00pm
※入館は4:30pmまで
PLACE:ポーラ美術館1階 アトリウム ギャラリー
ADDRESS:神奈川県箱根町仙石原小塚山1285
ADMISSION:一般 ¥1,800、65歳以上 ¥1,600、高大生 ¥1,300
※中学生以下無料
WEBSITE:www.polamuseum.or.jp/sp/hiraku-project-13/
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