Amazonが、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)と共同で展開する「JAPAN STORE」を、英国とオーストラリアのサイトで新たに開設する。10月12日から開催している「Amazon EC サミット」で明らかにした。英国で10月以降、オーストラリアで12月から展開を予定している。
JAPAN STOREは、日本企業の海外進出を支援するプログラムとしてAmazonが作成した特集ページ。日本で製造された中小企業をはじめとする日本企業の製品を取り揃えている。また、販売事業者に向けた販路拡大のための支援として、商品の保管や配送、注文や返品に関するカスタマーサービスなどを代行するフルフィルメント「by Amazon(FBA)」のほか、米国Amazon.comでの出品アカウント作成や商品登録時の日本語でのサポート、日本のマーケットプレイスで使用する出品アカウントを他国のマーケットプレイスでも使える「グローバル 登録(Global Registration)」機能の提供などを行っている。
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米国のAmazon.comでは、昨年11月に初のJAPAN STOREを開設。今回はさらなる支援強化を目的に、展開国を拡大する。英国とオーストラリアのJAPAN STOREでも米国サイトと同様に、味噌や醤油などの食料品のほか、急須や湯呑、茶碗などのキッチン用品、浴衣や足袋などの服、履物など、日本ならではの商品に加え、スーツケースや財布、化粧水、文房具、PC関連機器など数千種類の高品質なアイテムをラインナップする。
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