専門店ゾーンの外観パース
Image by: 高島屋
高島屋と連結子会社の東神開発が、高島屋京都店の隣接地で増床工事中の区画を専門店ゾーンとしてオープンすると発表した。開業時期は2023年秋を予定しており、これにより高島屋京都店と専門店ゾーンからなる商業施設「京都髙島屋 S.C.」が誕生する。
高島屋は、1831年に京都烏丸松原上ルで創業。現在の四条河原町には1946年に小規模のマーケットセンターとして初出店し、1950年の増築時に髙島屋京都店が開業した。同店では、2015年から2016年にかけて食料品売場や化粧品売場の改装を実施。京都髙島屋 S.C.は、百貨店と専門店ゾーンが地下1階から地上7階までの全フロアで接続する一つの建物となる。
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新設される専門店ゾーンは、東神開発がテナントリーシングおよび管理・運営を担当。営業面積は約1万3000平方メートルで、アートやカルチャーの発信地としてエンターテインメントや現代アート、サブカルチャーに関連したテナントが入居を予定している。館内では髙島屋、東神開発、カルチュア・コンビニエンス・クラブによる合弁会社TTC LIFESTYLE初の店舗となる「京都 蔦屋書店」を展開。施設環境デザイナーの選出などに関わるアドバイザーとして、DAISHIZEN代表取締役の齊藤太一を招聘し、DDAA/DDAA LAB代表の元木大輔が地下1階と1階、IKAWAYA建築設計の代表取締役を務める井川充司が2階と3階、DAIKEI MILLS代表の中村圭佑が4階の環境デザインを担当する。なお出店テナントは、2023年春頃の発表を予定している。
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