小田急電鉄が新宿駅西口地区開発計画にともなう商業ビルの営業終了・解体スケジュールを公開し、新宿ミロードが2023年3月25日をもって「モザイク通り」「モール2階」の営業を終了すると発表した。
小田急電鉄と東京地下鉄は、「新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備」「国際競争力強化に資する都市機能の導入」「災機能の強化と環境負荷低減」の3点を目的として新宿駅西口地区の再開発に着手。老朽化した建物をリニューアルし、「駅とまちの連携を強化する重層的な歩行者ネットワークの整備」を目指している。
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10月2日に営業を終了する小田急百貨店新宿店本館は同3日から解体工事を開始。2023年3月に営業終了するミロード新宿「モザイク通り」「モール2階」については4月から取り壊しが予定されている。甲州街道に面する新宿ミロード本館はしばらく営業するが、2025年4月以降に営業を終了し、解体される見通しだ。
西口地区の商業ビル解体後は、地上48階地下5階、高さ約260メートルの高層ビルを建設。高層部にはオフィス機能、中層部には商業機能を備え、低層部ではビジネス情報のほか、新宿をはじめとする小田急沿線、東京メトロ沿線等の情報を発信する機能を設けるという。同施設の完成は2029年度を予定している。
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