パリコレ初日「CFCL」のプレゼンテーション
Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano)
2023年春夏コレクションを発表するパリ・ファッションウィーク(以下、パリコレ)が、9月26日に開幕した。9日間の公式カレンダーにおいて、新型コロナウイルスの蔓延後では最多となる計105ブランドがファッションショーやプレゼンテーション、およびデジタルで新作を発表。初日の「シーエフシーエル(CFCL)」をはじめ、日本からは12ブランドが参加する。
コロナ禍は多くのブランドがパリでのショーの開催を見送り、デジタルでの参加に切り替えるなど変化があったが、今シーズンは渡航制限や規制緩和を受けてフィジカルの発表が増えたことで賑わいを取り戻している。105の公式参加ブランドのうち、64ブランドがショー、41ブランドがプレゼンテーションを実施する予定。また、現地からのライブ配信や映像との組み合わせなど、フィジカルとデジタルを併用する形式が主流になりつつある。また期間中は、パリ市内の各所で多くの展示会やショールーム、イベントが連日開催される。
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初日の26日に発表した「CFCL」は、デザイナー高橋悠介が手掛け、3Dコンピューター・ニッティングを主軸とする日本発のブランド。現代美術館パレ・ド・トーキョーを会場にプレゼンテーションを開催し、多彩なモデルとパフォーマンスを取り入れた演出で、現代的なニットウェアをエレガントかつ表現豊かに披露した。また「アシックス(asics)」とのコラボレーションにより、温室効果ガス排出量が世界最小のスニーカーを発表した。
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パリコレ初日「CFCL」のプレゼンテーション
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CFCL 2023年春夏コレクション
Image by: CFCL
CFCLとアシックスのコラボレーションスニーカー
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CFCLとアシックスのコラボレーションスニーカー
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