資生堂のグローバルブランド「SHISEIDO」が、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むグローバルプロジェクト「Sustainable Beauty Actions」の一環で、「SEE,SAY,DO.」プロジェクトを展開する。
SHISEIDOは、SDGsに対して2020年10月から「Sustainable Beauty Actions(サステナブル・ビューティー・アクションズ)」に取り組み、「MOTTAINAI(リサイクルやリユース)」、「HARMONY(社会や環境との調和)」、「EMPATHY(共鳴)」の3つの柱を掲げ、具体的なアクションを行ってきた。今回は「EMPATHY」に沿って、性別、年齢、国籍などにとらわれず、誰もが自分らしく人生を楽しみ、個々の美しさに共鳴しあえる世界の実現に向けた第一歩として、「Unconscious Beauty Bias(自分らしい美しさを制限する無意識の思い込みや偏見。以下、UBB)」に注目した取り組みを行う。
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UBBへの理解を深めてもらうことを目的に、世界10ヶ国(オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、タイ、アラブ首長国連邦、アメリカ)で行ったグローバル調査から収集した証言・体験談を紹介する体験型ウェブサイトを開設。このほか、資生堂社員がUBBに対して感じることや向き合い方について語った動画を公開した。
またUBBをより多くの人と共有し、共に挑戦するための具体的なアクションの第1弾として、企業や団体を対象とした「SEE,SAY,DO.」プログラムを提供。全ての人が多様な価値観を尊重し合い、生き生きと美しい「ありたい自分」に向かうことができる社会を創ることを目的とし、身の回りにあるUBBに気付くグループディスカッション、それに対してどのような配慮ができるのかを考える全体ディスカッションなどを実施する。
今回のグローバル調査を監修したリサ・ジェンキンス博士は「私たちは、『自分は美しくない』と思わせてしまうような固定観念や文化を変えていかなければなりません。資生堂のミッションである、”BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD ”が示すように、美の定義を進化させ、 私たちが抱えるUBBに立ち向かうことで、人々が差別、いじめ、嫌がらせ、さらには暴力から解放され、本来の美しい人生を送ることができる世界になると信じています」とコメントした。
■SEE,SAY,DO.プロジェクト:特設サイト
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