Image by: ガニー
デンマーク発のファッションブランド「ガニー(GANNI)」が、「B Corp(Benefit Corporation)」に認証されたことを発表した。
B Corpは、アメリカの非営利団体「B Lab」によって運営されている国際的な認証。SDGsに代表される17の目標に基づき「地球環境・社員・顧客・コミュニティ」に、経営基盤の有無「ガバナンス」を合わせた5つの審査基準によって審査される。300件にのぼる設問に回答し、意義や目的と利益のバランスを取りながら利益を生み出すことができると評価された企業のみがB Corpとして認められる。8月には日本のアパレルブランドとして初めて「シーエフシーエル(CFCL)」が認証を取得した。
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ガニーは2009年の創業以来、サステナビリティへの取り組みを継続的に実施している。2020年には、2023年までに到達すべき、人、地球、製品、繁栄に関する44の目標を掲げた「Responsibility Game Plan」をスタート。また、毎年「レスポンシビリティ・レポート」を発行し、進捗状況を公開している。2023年春夏コレクションでは全アイテム中87%が、リサイクル、低環境負荷、またはオーガニック認証を受けた素材を使用した。
今回の認証においてガニーは、「顧客」が5点満点中4点、「地球環境」が135点満点中29.1点、「社員」が40点満点中21.2点、「コミュニティ」が40点満点中18.9点、「ガバナンス」が20点満点中17.3点で、認証基準である80点を上回った。ガニーの創業者 ニコライ・レフストラップ(Nicolaj Reffstrup)は「認証取得は私たちのチームが最も責任ある存在となるために、継続的に取り組んでいることの証明でもあり、90.6 点取得をとても嬉しく思います。しかし最終目標である200点まではまだ長い道のりが待っています」とコメントした。
■ガニー:公式サイト
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