Image by: TSIホールディングス
TSIホールディングスが、アリババ クラウドおよびゲーム開発スタジオのJP GAMESとメタバースの分野で技術提携すると発表した。3次元仮想空間での新たなブランド体験の実現に向けて、3社による共同プロジェクトを開始する。
アリババクラウドは、アリババグループのビジネスを支えるITインフラとして2009年に設立。2016年から日本国内に開設したデータセンターを通じて、日本の顧客にクラウド基盤・サービスを提供してきた。アリババグループの中国の「独身の日(シングルデー)」にあわせたビッグセールイベント「2021天猫ダブルイレブン・ショッピングフェスティバル」では最大秒間58.3万件の注文数をダウンタイムゼロで処理するなど高い処理能力を備えており、数多くのオンラインゲームのインフラに採用されている。
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JP GAMESは「ファイナルファンタジーXV」でディレクターを務めた田畑端が立ち上げたゲーム開発スタジオで、2021年6月に世界初のパラリンピック公式ゲーム「The Pegasus Dream Tour」を配信。アバターがパラリンピックを体験できるオンライン仮想街「ペガサスシティ」を提供した。
TSIホールディングスはアリババクラウドの高い拡張性と安全性を備えたグローバルインフラストラクチャネットワークとJP GAMESのメタバース空間構築技術フレーム「PEGASUS WORLD KIT」を活用することで、新たなブランド体験を創出。JP GAMESが提供するメタバース空間上で、TSIホールディングスの運営ブランドによるエンターテインメントコンテンツの展開などを検討しているという。
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