Image by: コーセー
コーセーが、伊藤忠プラスチックスが取り扱うマスバランスアプローチによるバイオマスPPを化粧品容器に採用する。12月1日発売の「雪肌精 クリアウェルネス オーバーナイト クリーム」の容器から展開する。
マスバランスアプローチは、原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法だ。これによるバイオマスPP(原料として植物油などの再生可能な有機資源を使用するポリプロピレン)の化粧品容器への採用は、日本の化粧品業界では初めてという。
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コーセーグループは、サステナビリティに関する取り組みと2030年までの目標をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン」の中で「事業活動全体での環境負荷低減」を掲げ、環境負荷の低いプラスチック素材容器の採用やCO2排出量削減などに取り組んでいる。今回のバイオマスPP採用はその一環で、商品のライフサイクル全体でのCO2排出量削減に貢献する。今後は同ブランド内の他製品にも採用を拡大する方針だ。
■コーセー:サステナビリティサイト
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環境省バイオプラスチック導入ロードマップより
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