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良品計画が運営する「無印良品」が2022年秋冬シーズンの展示会を開催した。今シーズンはニット製品を充実させたほか、デニムパンツを一新した。
ニット製品は、昨シーズンに比べ約4割増となる48型を展開。秋から冬にかけて着用できるハイゲージニットからミドルゲージニット、ざっくりとしたローゲージニットまで揃え、選択肢を充実させた。人気の軽量ダウンシリーズは、サステナビリティの観点から素材を全て再生ナイロンに変更。これまで通りマットな質感で、防寒性や価格に変更はないという。また、デニムパンツは今秋冬シーズンに商品群を一新。経年変化を楽しみながら長く着用してほしいとの考えから、ウォッシュ加工のアイテムを廃止し、ブラック・生成り・ワンウォッシュの3色をラインナップする。
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秋冬シーズンの新作は8月中旬から順次販売を開始しており、ニット製品は9月から展開する予定だ。
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無印良品はミニマムクローゼットをテーマに掲げる商品ライン「MUJI Labo」などを通して衣料品に注力してきたが、2022年8月期第3四半期累計期間(2021年9月〜2022年5月)における衣服カテゴリーの直営既存店とオンラインストアを合わせた売上は前年同期比93.7%に落ち込み、6、7月も前年実績を割るなど不調が続いている。売れ行きは芳しくないが、同社は衣服カテゴリーの縮小はしない方針だという。その理由として担当者は「衣料品はお客さまの生活を支える『衣・食・住』の一角を占める重要なカテゴリーだと認識している。今後も今まで以上に生活に寄り添う商品を提案していきたいと考えているので注視してもらえたら」と語った。
■無印良品:公式サイト
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