アシックスの公式サイトより
アシックスグループが、スポーツメディア事業、スポーツイベントの企画・運営事業などを手掛けるアールビーズを買収すると発表した。日本テレビホールディングスと共同で、アールビーズの自己株式を除くすべての発行済株式を取得。比率はアシックスグループが65%、日本テレビホールディングスが35%で、アシックスグループがアールビーズをグループ会社化する。株式の譲渡は、8月31日を予定している。なお買収額は非公開。
アールビーズは、登録者数350万人以上を誇る日本最大級のランナーのためのポータルサイト「RUNNET」を運営。このほか国内ランニングイベントの運営受託および企画開発や、国内唯一の大会エントリー連動型トレーニングアプリ「TATTA」といったスポーツ愛好家に向けた各種アプリの開発を手掛けている。
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アシックスグループは、アールビーズを買収することでランナーとの接点を拡大し、商品開発や販売促進活動、ブランディング活動を強化したい考え。アシックスのランニングトラッキングアプリ「Runkeeper」のユーザーやアシックスのメンバーシッププログラム「OneASICS」の会員に対してアールビーズが手掛けるランニングイベントへの参加を促し、RUNNETの会員にはアシックスの製品やサービスを提供することで相互送客を図る。また日本テレビホールディングスをメディアパートナーとして迎えることにより、同社の発信活動を通じたアールビーズの企業価値向上を推進していくという。
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