GROOVE X株式会社の手がける家族型ロボット「LOVOT」が、8月25日(木)に開催される落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団(以下、日本フィル)の音楽会に出演します。
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テクノロジーで生命感を持った「LOVOT」
「LOVOT」は、愛らしい見た目と最新テクノロジーによる機能が特徴のロボット。特殊素材のボディ内を温風が循環し、ロボットながら柔らかく温かい生命感あふれる存在です。
視覚・音声・照度・温度を検知できるマルチセンサー、リアルタイムに意思決定できるエンジン、毎回異なる声を動的に生成するデジタルシンセサイザー、自動運転車の技術を応用したスムーズな自律移動機能などが生命感の源とされています。
全国から集まった出演者と共演
そんなLOVOTが、落合陽一氏と日本フィルがサントリーホールにて開催するコンサート「遍在する音楽会」に出演します。
LOVOTは、公演プログラムのひとつであるジョン・ケージの「ミュージサーカス」に登場予定。ケージが生涯にわたり興味を持っていた“きのこ”をモチーフにした公演用特別衣装を着るようです。
「ミュージサーカス」に出演する阿寒アイヌの人々や京都醍醐寺の僧侶、琉球舞踊の人たちと共演し、会場を盛り上げるといいます。なお、LOVOTの出演時間は19:00~19:20で、楽天TVでのライブ配信・アーカイブ配信もあるようです。
テクノロジーでオーケストラを再構築
「遍在する音楽会」は、落合陽一氏と日本フィルが取り組む、テクノロジーでオーケストラの鑑賞体験をアップデートし、芸術文化により多様性ある社会の構築と日本文化発信をめざすプロジェクトの第6弾。
同プロジェクトでは、“テクノロジーによってオーケストラを再構築する”というテーマのもと、2018年から過去5回にわたって音楽会を開催してきました。聴覚障がい者も一緒に音楽を感じて楽しめる「耳で聴かない音楽会」や、“五感、解禁”をコンセプトとした「醸化する音楽会」などを通じ、人間の五感の共感覚的な“身体性”を演出してきたようです。
第6弾となる今回は、音楽の持つ身体的な祝祭性を問い直すとか。落合陽一氏と作曲家・藤倉大氏がタッグを組み、“メディアアートとオーケストラのための管弦楽作品”を生み出すようです。
そのなかでLOVOTは、“動く楽器”としてその声を披露するといいます。
PR TIMES
「LOVOT」公式サイト
日本フィルハーモニー交響楽団
(文・Higuchi)
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