資生堂公式サイトより
資生堂が、資生堂久喜工場(埼玉県久喜市)および資生堂ベトナム工場(ベトナム ドンナイ省ビエンホア市)において営むパーソナルケア製品の生産事業を譲渡することを決定した。
同社は、2021年7月にパーソナルケア事業をCVC キャピタル・パートナーズが間接的に出資するファイントゥデイ資生堂に譲渡。譲渡後は、ファイントゥデイ資生堂(以下、FTS)の完全親会社であるAsian Personal Care Holding(以下、APCH)の株主としてCVCと協力して同事業を運営。FTSは昨年7月以降、新会社として好調なスタートを切り順調に業績を伸ばしていることから、この好調な環境下で、今後の持続的な成長を確実にするために、研究開発・生産・マーケティング・販売などの機能が一気通貫になる体制を構築することが重要と判断し、譲渡が決まった。
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久喜工場において営む事業は、同社から吸収分割の方法で2023年第1四半期に新会社に承継させ、同社の全株式をAPCHに譲渡する。また、ベトナム工場を運営する同社の完全子会社、Shiseido Vietnam Inc.は、2023年下半期に全持分をAPCHに譲渡する。なお、両工場の従業員は引き続き生産事業に従事する。
■資生堂:公式サイト
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