「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」
オーストリア人の画家 エゴン・シーレ(Egon Schiele)の展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が、東京都美術館で開催される。会期は2023年1月26日から4月9日まで。同氏の大規模な展覧会が東京で開催されるのは30年ぶりだという。
シーレは1890年、オーストリアのトゥルン生まれ。1906年に最年少でウィーンの美術学校に入学したが、保守的な教育への不満から退学し、仲間とともに「新芸術家集団」を結成した。わいせつ画の頒布とモデルの少女誘拐の疑いでの逮捕や第一次世界大戦への招集を受けながらも創作活動を続けたが、妻のエディト・ハームスとともに夫婦でスペイン風邪に感染し、エディトに続いて1918年10月31日にシーレが逝去した。享年28。
ADVERTISING
同展ではウィーンのレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、シーレの油彩画とドローイングから40点以上を展示。会場ではシーレの作品に加えて、クリムト、ココシュカ、ゲルストルをはじめとする同時代の作家たちの作品をあわせた約120点の作品が並ぶ。
■レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
会場 : 東京都美術館(東京・上野公園)
会期:2023年1月26日(木)〜4月9日(日)
問い合わせ先 : 050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイト
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」
《ほおずきの実のある自画像》 1912年 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
《母と子》 1912年 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
《エゴン・シーレの肖像写真》 アントン・ヨーゼフ・トルチカ撮影 1914 年 レオポルド家コレクション Leopold Museum, Vienna
レオポルド美術館外観写真 © Leopold Museum, Vienna, Ouriel Morgensztern
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境