Instagram、Twitter、Youtube、Pinterestなど、SNSを日常的に使っている方も多いはず。
たまたま見つけた可愛い写真をそのままスクショして投稿したり、推しの顔写真をアイコンに設定したり……実はその行為、違法かも!
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そこで、SNSで写真を使うときに知っておきたいTipsをQ&Aでお届けします。
※個別の状況などにより対応が異なりますので、トラブルになりそう・なった場合はすぐに専門家にご相談ください。
Q. Pinterestで好きな写真を見つけたので、スクショして投稿してもいい?
A. ダメ
他人が撮影・創作した写真やイラストなどを無断でスクショしたりダウンロードして自分のアカウントから投稿する行為は、著作権法上の「引用」に当たるなど例外的な場合を除き、著作権侵害になります。
誰かが投稿した写真を広めたいなら、その投稿のURLを貼り付けるか、SNSの仕様上認められている機能(たとえばTwitterなら引用リツイート、Instagramならシェアなど)を利用して。
また、著作権の存続期間が終了したいわゆる「パブリックドメイン」などは利用することができるので、ぜひ活用を。
Q. 写真をスクショして、ちゃんとアカウントをタグ付けすれば大丈夫でしょ?
A. ダメ
他人の写真を無断でスクショしたりダウンロードして投稿する行為は、著作権法上の「引用」に当たるなど例外的な場合を除き、著作権侵害になります。
きちんとタグ付けやクレジット(撮影者の名前など)を掲載したとしても著作権侵害には変わりません。
また、「宣伝したい」「応援したい」というポジティブな目的であっても同様。
「宣伝したい」「応援したい」なら、ぜひ元の投稿のURLを貼り付けたり、SNSの仕様上の機能を活用して。
Q. 推しの写真をアイコンにしてます。小さいし大丈夫だよね?
A. ダメ
他人の写真を無断で使うことは著作権侵害に当たります。これはアイコンのように小さい場合でも同様。
また、場合によっては肖像権侵害にあたるおそれも。
「みんなやってるし大丈夫でしょ」との声もよく聞くけれど、これは単に見つかっていないだけの可能性も。ぜひ注意して。
Q. 自分が写ってる写真は、もちろん自由に使えるよね?
A. 使えません
写真を自由に使ったり誰かに使わせることができるのは、写真の著作権者(基本的にはカメラマン)だけ。
写ってる人には「肖像権」がありますが、これは基本的には「公開しないで」などを言えるだけで、写真を自由に使える「著作権」とは異なります。
実はここ数年、海外セレブがパパラッチに撮影された写真を無断でInstagramに投稿して、パパラッチから訴えられるトラブルが頻発。
自分が写っている写真を使う場合は、必ずカメラマンの許諾を得て。
今回はここまで。
引き続き、重要なTipsをお伝えしていきますので、vol.2もお楽しみに。
Photo by Merakist on Unsplash
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