東急と東急百貨店、LVMHグループの不動産開発投資を行うL Catterton Real Estate(以下、LCRE)の3社が、共同で推進する「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト(Shibuya Upper West Project)」の計画概要を発表した。同プロジェクトでは2023年春以降に建物が解体される東急百貨店本店の跡地に、地上36階、地下4階の複合施設を建設。竣工は2027年度を予定している。
複合施設では小売店やホテル、レジデンスを展開。コンセプトに「Tokyo's Urban Retreat」を掲げ、施設内にアトリウム「ザ・ハイブ(The Hive)」と緑に溢れた空間「ザ・サンクチュアリ(The Sanctuary)」を用意する。隣接する複合文化施設「Bunkamura」を含めた延床面積は11万7000平方メートルで、建築デザインはノルウェーの建築デザイン事務所「スノヘッタ(Snøhetta)」が担当。ホテルは「スワイヤー・ホテルズ(Swire Hotels)」が展開し、コンテンポラリーラグジュアリーブランド「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」が日本に初進出する。
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なおBunkamuraはオーチャードホールを除いて2023年4月上旬から休館し、同プロジェクトの開業と同時に営業再開を予定している。
■プロジェクト概要
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
竣工:2027年度
事業主:東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店
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