Image by: john masters organics
「ジョンマスターオーガニック(john masters organics)」が、廃棄衣料品を原料とするリサイクルボード「PANECO」とのコラボレーションで、従業員の制服のアップサイクルを実施した。リサイクルボードの店舗什器への使用に続き、今回コースターにアップサイクルしノベルティとして活用する。
PANECOは、環境に配慮した店舗の什器などのデザイン・製作を手掛ける「ワークスタジオ(WORK STUDIO)」が、廃棄される衣料品を使って開発した循環型繊維リサイクルボード。原料の90%が衣料品だが木材に匹敵する硬度があり、使用後は回収し再びボードとしてリサイクルすることが可能だ。
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ジョンマスターオーガニックでは、PANECOのデザインやコンセプトがブランドとマッチしたことから、昨年オープンした青山店のエントランスのディスプレイカウンターにPANECOを使用したほか、他店舗のリニューアルの際にも採用。こうしたコラボレーションを経て今回、従業員が着用した700着の制服をPANECOの技術で約8000〜9000個のコースターにアップサイクルする。コースターは、ジョンマスターオーガニック会員限定で、直営店で1点以上の商品の購入者にノベルティとして進呈する。なくなり次第終了する。
ジョンマスターオーガニック代表取締役CEOの野田義宗氏は「日々お客さまと真剣に対峙しているスタッフの血と汗と涙がしみ込んだ制服を2シーズンに1回廃棄しなくてはならないことに、ずっと違和感があった。制服にはもともとこだわりがあり、スタッフが納得して着られるものをチーム一丸となって作ってきた。だから、アップサイクルも同じくらいの熱量で取り組みたい」と述べた。
■ジョンマスターオーガニック:公式サイト
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