京都にシンガポール発ホテル「カペラ京都」が2025年夏に開業へ、隈研吾建築都市設計事務所が建築デザインを監修
エントランスイメージ
Image by: Kengo Kuma and Associates
シンガポールを拠点とするカペラホテルグループが、日本に初進出する。NTT都市開発が開発を進めている「元新道小学校跡地活用計画」において同社とホテル運営委託契約を締結。同グループのブランド「カペラホテルズ&リゾーツ」のホテルとして「カペラ京都」を2025年夏に開業する。
元新道小学校跡地活用計画では、NTT都市開発が京都市や新道自治連合会、東山女子学園と連携。ホテル新設のほかに、近接する宮川町歌舞練場と地域施設の建て替えを予定している。いずれも建築デザインの監修は隈研吾建築都市設計事務所が担当する。
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カペラ京都は地上4階地下2階建て構造で、延床面積は約1万5730平方メートル(地域施設218平方メートルを含む)。京阪本線祇園四条駅から徒歩4分、阪急電鉄京都線京都河原町駅から徒歩8分の場所に位置し、清水寺や八坂神社、建仁寺、鴨川といった観光名所にアクセスしやすい立地環境となっている。ホテル内にはスイートルームを含む92の客室を用意するほか、レストランや宴会場、スパを完備。カペラホテルグループ社長のクリスティアーノ・リナルディ(Cristiano Rinaldi)は「文化と遺産に溢れる京都は、私たちが日本でホテル運営を展開する上で完璧な場所です。地域と連携し、より良いコミュニティー作りへの貢献、更に地元の特性を活かしながら、本物の体験を提供するホテル運営をめざしてまいります」とコメントした。
■ホテル計画概要
開業:2025年夏(予定)
事業主:NTT都市開発
所在地:京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町130番、125番1
京都府京都市東山区新道通団栗下る二丁目下柳町165番
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