大縫理央が手掛けるユニセックスブランド「ディー・ナート・アンプタ(D.Nart.Ampta)」がデビューした。初のコレクションでは、「境界線をなくすこと」をテーマにラグジュアリーとリラックスの共存を意識したアイテムを製作。町田パリオを会場に、ランウェイ形式で発表した。
デザイナーの大縫は、2019年にTokyo 新人デザイナーファッション大賞 アマチュア部門を受賞し、現在は土居哲也が手掛ける「リコール(Re:quaL≡)」のモデリスト兼グラフィックデザイナーを担当。「どうやったらデザイナーになれるのか」と悩む人に道筋を示したいという想いから、自身のブランドであるディー・ナート・アンプタを始動した。
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Image by: FASHIONSNAP
ランウェイショーは、ニット製品の加工を手掛けるフロンティアとモデルエージェント Number Eightの協賛により実現。「新型コロナウイルスによる様々な制限で自身の内面に蓄積した『淀み』を放出したい」という想いを反映させたという。冒頭では、シンガーソングライター 魚住英里奈の歌唱に合わせてコンテンポラリーダンサー 益田妃奈が踊りを披露。モデルがランウェイを歩いた後は、ラッパーのスカイ(Skaai)やR&Bシンガー ティオ(Tio)が登場し、初のショーに花を添えた。
デビューコレクションでは、マーブル模様を落とし込んだコートやジャケットのほか、プリーツを効かせたパンツやワンピースなど全17ルックをラインナップ。今後は更に型数を増やしていく予定だという。
初めてのショーについて大縫は「全体的には100点満点。多くの人を巻き込んでイベントを開催するのは大変だったが楽しかった」とコメント。今後は「東コレに参加するのが直近の目標。多くのダンサーやアーティストとコラボして面白い取り組みができたら」と話している。
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