「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
Image by: VALENTINO
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、ブランドの過去のコレクションを世界中から収集し、リセールするプロジェクト「ヴァレンティノ ヴィンテージ(VALENTINO VINTAGE)」のフェーズ2がスタートした。6月19日までの間、代官山のヴィンテージストア「The Vintage Dress」と協業して、厳選されたヴィンテージウェアを販売する。
同プロジェクトは、過去のコレクションを改めて見つめて定義、再解釈することをコンセプトにしたもの。「ヴァレンティノ」が各国のヴィンテージストアと手を組み、ミラノやニューヨーク、ロサンゼルス、東京の4都市で開催する。今回販売するのは、昨年10月に開催したフェーズ1にてブランド主導で収集されたヴィンテージウェア。「The Vintage Dress」には、世界中から集められた約100点のアイテムが揃う。
同店のオーナーは「これだけの量が一店舗に集まることは滅多にない。ヴァレンティノの70年代から今に至るまでのストーリーが感じられるはず」と語る。また、保存状態の良さもブランドのお墨付き。特に、時間をかけて刺しゅうや細やかな手作業でのディテールを施したドレスは、コンディションの良いものが国内の販売経路に出ること自体が珍しいという。アイテムはプレタポルテからオートクチュールまで幅広く取り揃う。
会場には、トップモデルの冨永愛も来場。「生まれて初めて歩いたパリ・オートクチュールのランウェイが『ヴァレンティノ』。まさに私の原点ですね」と語る。冨永は創業者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)が手掛けたオートクチュールのランウェイを歩いた唯一の日本人。店内にはMr.ヴァレンティノがデザインしたアイコニックな赤のドレスなどが並ぶ。「Mr. ヴァレンティノのドレスは格別。クチュリエさんたちが一つ一つ丁寧に作っていて、本当に美しかった。そのドレスを着てランウェイを歩けたのは、私のキャリアの中でも貴重な体験です」
また、ブランドの貴重なアーカイブピースに再び光を当てることの重要性にも言及。「ヴィンテージのドレスを通してメゾンの長い歴史を感じる、とてもいい機会。服の生まれた時代背景を感じられるのも面白いですよね」。さらに、母から子に受け継いだり、一着の洋服を長く使い続けることがサステナブルファッションに繋がるとも語った。
アイテムは全て一点もの。「ヴァレンティノ」の歴代のコレクションを、実際に手に取って購入できる貴重なチャンスとなっている。また、この後に続く同プロジェクトのフェーズ3はファッションスクールが舞台となる予定。既存のアイテムのコレクト&ギブバックの取り組みから、新たなファッションの誕生へと繋がっていきそうだ。
■ ヴァレンティノ ヴィンテージ
会期:〜2022年6月19日(日)
会場:The Vintage Dress
住所:東京都渋谷区猿楽町22-4
特設サイト
「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
Image by: VALENTINO
「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
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「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
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「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
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「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
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「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
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「ヴァレンティノ ヴィンテージ」の会場に来場した冨永愛
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