メタ（Meta）が、インスタグラムとフェイスブックのリール機能で用いる新たなクリエイティブツールを発表した。一部機能はすでに提供を開始しており、その他の機能は今後数週間以内に利用可能になるという。

　インスタグラムでは、他の利用者が投稿した既存のリール動画のフォーマットをテンプレートとして利用できる機能を追加。サウンドエフェクトや、カメラロールにある自分の動画から音声だけを取り込む機能など音源に関する新しいツールも提供する。「アンケート」「クイズ」「絵文字スライダー」といったこれまでストーリーズでしか使えなかったスタンプは、リール上でも使用可能となる。また、投稿可能なリール動画の長さは最長60秒から90秒に変更となった。

　フェイスブックでは、ボイスオーバーやサウンドシンクといった音源を編集する機能を追加するほか、事前録画した動画やライブ配信のアーカイヴなど長尺動画をリールとして投稿できる動画クリップ機能を導入する。ゲーム動画クリエイターには、ライブ配信コンテンツから直接リールを作ることができる編集ツールも提供する。このほか、同社が提供する「クリエイタースタジオ」にアクセスすることで、デスクトップでリール動画を作成・予約投稿が可能となる。

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