雨の日を鮮やかに彩るブーケ
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表参道・原宿には花が似合う。有名店から個性あふれるお花屋さんが点在しているためか、花束を持って街を歩く人の姿も珍しくない。その手にブーケがあるだけで、いつも歩く見慣れた景色も違って見える。一方で、表参道・原宿という街のフレームが一層、花の魅力を際立たせてくれるような気がする。花束と表参道・原宿の景色を重ねて、贈る誰かを想像したり飾る場所を考えたり。気持ちを咲かせる、花と街の風景。
雨の日でもハッピーに 春の香りを束ねたブーケ
Made by THE LITTLE SHOP OF FLOWERS
テーマ:春いっぱい香りいっぱいブーケ
使ったお花
アストランティア、ウイキョウ、エリンジューム、アスチルベ、ワックスフラワー、オオニソガラム、ラナンキュラス、オンシジューム
コンセプト
「季節ならではの花材と香りを束ねました。街の中でも持ち運びしやすい大きさでまとめた、渡しやすいサイズ感のブーケです。特別な時というより、日常の何気ないシーンで植物の呼吸を感じるような、テーブル花瓶花として香りとともに楽しんでもらいたいです。」
撮影に協力してくれたお店:THE LITTLE SHOP OF FLOWERS
明治神宮前駅の近く、裏手の小道から緑溢れる庭先に現れる小さな花屋。“リトルさん”の愛称で親しまれ、同業者を始め、さまざまな分野にファンを持つ原宿の名フローリストである。レストラン「eatrip」と隣接する店舗はまさしく花小屋という佇まい。新鮮な花の良い香り、土を踏む感触や葉の揺れる音が、原宿の喧騒を一瞬忘れさせてくれるフラワーショップ。
ブーケができるまで:Behind the scenes
取材日はあいにくの雨。といってもそれは人間の都合で、自然を生きる植物にとっては恵みの雨に違いない。店を訪ねると、店先には多くの花たちが並べられ開店を待っていた。店主の壱岐ゆかりさんは「今日みたいな天気の日に限って、好きな花をたくさん仕入れてしまった」と笑う。そんなTHE LITTLE SHOP OF FLOWERSに並ぶ花たちを眺めていると、なぜだか嬉しそうに見えるから不思議。
5月1週目の「母の日」前、多くの花屋が繁忙期で忙しさのピークを迎えている。もちろんTHE LITTLE SHOP OF FLOWERSも例外ではない。渋谷パルコの姉妹店舗へ届ける花を手際よく仕分け車へと積み込み、庭先を整える。忙しなく開店準備をする、青いエプロンをかけたスタッフさんたちと壱岐さん。そんな中でも笑顔を絶やさず、早めに訪れたお客さんにも親切に対応していた。これがお店が愛される魅力のひとつでもある。
予算だけ伝えると花を手際よく選び、ブーケを束ねてくれた。鮮やかなイエローが目を引くブーケからは、花の良い香りがする。雨が降っていることを忘れさせるくらい、晴れ晴れとした気分になる。雨の日も悪くない。そんな風に思わせてくれる幸せの黄色いブーケが出来上がった。
■THE LITTLE SHOP OF FLOWERS
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-10 restaurant eatripのエントランス前の小屋
電話: 03-5778-3052
営業時間:月〜金12:00〜19:00 土・日11:00〜19:00
定休日:木曜日
URL:THE LITTLE SHOP FLOWERS
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