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2023年春夏メンズ パリファッションウィーク(以下、パリコレ)の公式スケジュールが発表された。6月21日から26日までの6日間、84ブランドが新作発表を行う予定。日本からは14ブランドが参加する。今回は84ブランド中、76ブランドがフィジカルでショーやプレゼンテーション開催するなど、コロナの影響をあまり感じさせないファッションウィークとなりそうだ。
仏オートクチュール・プレタポルテ連合協会(Fédération de la Haute Couture et de la Mode)が主催するファッションウィークは、多くのブランドがフィジカルと並行してライブ配信も行う予定。今回、デジタル配信のみで発表するブランドは10ブランドにとどまった。
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オープニングを飾るのは、南アフリカ共和国のブランド「ルクハンヨ・ンディンギ(Lukhanyo Mdingi)」。2021年のLVMHプライズでカール・ラガーフェルド賞に選出されたブランドで、今回が初のパリコレ公式参加となる。また、メンズでは初登場となる「マリーン・セル(Marine Serre)」にも注目が集まりそうだ。
また、5シーズンぶりに「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)」がカムバック。「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」と同日にショーを開催する。
「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」や「カラー(kolor)」、「ダブレット(doublet)」などもパリコレに復帰し、日本人デザイナーの活躍をさらに勢いづけそう。「ヨウジヤマモト プールオム(Yohji Yamamoto POUR HOMME)」は先シーズン続き、東京都内でショーの開催を予定している。
さらに「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」が復帰し、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の動向にも視線が集まりそう。ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の後任は発表されていないため、メンズコレクションの今後の体制について公式発表が待たれる。
なお、ファッションウィーク最終日の20時の日程は「timing reserved(予約済みの枠)」と書かれていて内容は不明。トリを飾るイベントに期待したい。
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