名和晃平の個展「生成する表皮」が十和田市現代美術館で開催 初期の作品から最新作までを展示
名和晃平《Biomatrix》2018年
Image by: 提供:SCAI THE BATHHOUSE 写真:豊永政史 | Sandwich
名和晃平《Biomatrix》2018年
Image by: 提供:SCAI THE BATHHOUSE 写真:豊永政史 | Sandwich
名和晃平の個展「生成する表皮」が十和田市現代美術館で開催 初期の作品から最新作までを展示
名和晃平《Biomatrix》2018年
Image by: 提供:SCAI THE BATHHOUSE 写真:豊永政史 | Sandwich
彫刻家の名和晃平が、個展「生成する表皮」を、十和田市現代美術館と十和田市に9月から開館する(仮称)地域交流センターで開催する。期間は十和田市現代美術館が6月18日から11月20日まで、(仮称)地域交流センターが10月1日から11月20日までを予定している。
名和晃平は、京都を拠点に活動する彫刻家。「Sandwich」の代表や京都芸術大学の教授を務め、「セル(細胞・粒)で世界を認識する」という視点を軸に、ガラスや液体などのさまざまな素材や技法を取り入れ、彫刻の新たなあり方を追求する作品づくりを行っている。
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同展のタイトル「生成する表皮(Generative Interface)」は、名和の作品に共通して見られる制作概念を表しており、名和の大学院生時代の作品「Esquisse」や、レンズ効果で視点の移動とともに表皮が映像的に姿を変える代表作の「PixCell」シリーズといった過去作から、同展のために制作された最新作「Biomatrix (W)」や、「White Code」シリーズの新作まで幅広く展示することで、名和の活動の変遷を振り返ることができるという。9月に十和田市のまちなかに開館する地域交流センター(仮称)では、版画作品「Array - Black」シリーズの「Dot」や「Line」の平面作品を展示する。
そのほか、名和が登壇するアーティスト・トークを6月18日に開催するほか、6月25日と8月7日には学芸員によるギャラリートークを実施。今後もさまざまなパブリック・プログラムを実施するという。
■(仮称)地域交流センター開館記念展「名和晃平 生成する表皮」
<十和田市現代美術館>
会期:2022年6月18日(土)〜11月20日(日)
開館時間:9:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
住所:青森県十和田市西二番町10-9
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料: 1800円(常設展込み)/高校生以下無料。
<(仮称)地域交流センター>
会期:2022年10月1日(土)〜11月20日(日)※予定
開館時間:9:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)※予定
休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)※美術館の休館日に準じます。
観覧料: 無料
名和晃平《Biomatrix》2018年
Image by: 提供:SCAI THE BATHHOUSE 写真:豊永政史 | Sandwich
十和田市現代美術館
Image by: 十和田市現代美術館
名和晃平
Image by: 十和田市現代美術館
名和晃平《PixCell_Saturation#4》2011年
Image by: 提供:SCAI THE BATHHOUSE 写真:表恒匡|Sandwich
名和晃平《PixCell-Deer#52》2018年
Image by: 写真:小山田邦哉
名和晃平《Dot Array – Black #239》2022年
Image by: 提供:Gallery Nomart 撮影:加藤成文
名和晃平《Untitled》2000年
Image by: 提供:Gallery Nomart 写真:表恒匡|Sandwich
名和晃平「White Code」
Image by: 写真:表恒匡|Sandwich
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