2009年、自身がプロデュースするブランド「EMODA」を立ち上げ、20代女性を中心に絶大な支持を受け、プロデューサーブームをけん引。2015年にCLANE DESIGNを設立し、代表取締役兼クリエイティブディレクターとしてセンスと手腕を発揮し続けている松本恵奈さん。
そんな彼女のバイタリティや、彼女のディレクションから生まれるアイテムに惹かれて集まったメンバーとともに、CLANE DESIGNはチャレンジと成長を続けています。今回はそんなCLANE DESIGNのデザイナーの方にお話を伺いました。
ADVERTISING
ーまずは「CLANE(クラネ)」についてご紹介いただけますか?
CLANEはクリエイティブデザイナーの松本恵奈が立ち上げたブランドで、「ORIGINAL STANDARD」をコンセプトに掲げ、30代以上の女性をターゲットに展開しています。「STANDARD」に現代的な柄、素材、デザインを取り入れ新しいフォルムを表現。「特別な一枚」を重視し、大人の女性に長く愛用していただける洋服を提案しています。
2022年夏には、松本恵奈の実妹である松本ゆりなが立ち上げたブランド「MANOF(マノフ)」がデビューを控えています。シンプルで飾らない快適さに一癖あるデザインを加えたアイテムを揃え、先行予約会のときには多くのアイテムが完売しました。
ーデザイナーのみなさんはどちらのブランドにも携わるのですか?
基本的にはどちらかのブランドの担当に付く形です。
組織状況やデザインの相性などによって担当が決まります。
ー具体的なお仕事の内容を聞かせてください。
プロデューサーから共有される「今季のコンセプト」に合わせて企画を練り上げ、デザインを行います。
デザインが通ったら、絵型や色指定、生地見本などをまとめた仕様書を作成し、工場へサンプル依頼。サンプルチェックを重ねて量産へ、という流れです。年に4回、展示会を開催しているので、それに向けた準備も行います。
デザイナーって会社によって仕事の範囲が異なると思いますが、CLANEでは企画から商品ができあがるまでの一気通貫に携わるので、服を作ることの純粋な面白さを味わうことができます。
ーCLANEのデザイナーとしての楽しさ、やりがいを感じるのはどんなところでしょうか?
自由度が高くて、EC向けにこんな企画をしたい、こういうものを作りたい、といった想いを周りと協力しながら自分の手で形にできるところです。私はもともとCLANEが大好きで入社したのですが、年齢や社歴、役割など関係なくみんながフラットで優しく、助け合いながら良いものを作っていこう!という雰囲気もすごく自分に合っていて、働きやすいなと感じています。代表の松本とも距離が近くて、最初は憧れの松本さんとこんな近くで仕事できるんだ!と驚きました(笑)
逆に言えば、こんなことしたい!というチャレンジの気持ちがないと、当社のような自由度や裁量の高さがフィットしにくいかもしれません。
ー成長中の企業だと、業務過多を心配する方も多いですが、CLANEではいかがですか?
生産性を高めることを大切にしているので、業務中は忙しいですが、長時間仕事をするような環境ではありません。もちろん展示会前などによって波はありますが、基本的には定時の18時に退社できますし、土日祝もしっかり休めます。
また、女性割合が70%で松本自身も2児の母なので、産前・産後・育児休暇などはしっかり制度化されていて、取得実績もあります。長くCLANEで働けるビジョンが持てるのも入社時のポイントだったので、プライベートもしっかり大切にできるのは嬉しいです。
ーベンチャーマインドと働きやすさの両軸がしっかり備わっているのですね!最後にCLANEに興味を持った方へのメッセージをお願いします。
すでに成熟期を迎えた企業や組織だと、現状維持を求める傾向が強くなりがちですが、当社は成長期の真っただ中にいるので、新しい手法やツールを積極的に試せるチャンスが多くあります。「これまでの経験を活かして、デザイナーとしてさらに知識や経験の幅を広げたい」という方にはおすすめの環境です!
CLANEがお好きな方、当社のような働き方に興味をお持ちの方はぜひお待ちしています。
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【クリーデンス】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境