コンデナストがロシアでのフランチャイズ契約解消を発表「言論の自由が制限され、仕事が成り立たない」
VOGUE JAPAN (ヴォーグジャパン) 2022年 05月号
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コンデナストがロシアでのフランチャイズ契約解消を発表「言論の自由が制限され、仕事が成り立たない」
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ファッション誌「ヴォーグ(VOGUE)」や「GQ」「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」などを発行するコンデナスト(Condé Nast)が、ロシアで出版事業を展開するコンデナスト・ロシアとのフランチャイズ契約を解消することを発表した。コンデナストはロシア軍によるウクライナへの侵攻を受け、ロシアでの出版事業を3月に全て停止している。
コンデナストの最高経営責任者ロジャー・リンチ(Roger Lynch)氏は、出版事業を停止した際の判断について「社員とジャーナリズムを守るために直ちに行動を起こさなければと考え、ロシアでの出版業務の停止を決定した」「言論の自由が大幅に制限され、仕事をしただけで記者が罰せられるようになり、ロシアでの仕事は成り立たなくなった」とコメント。ロシアでは20年以上にわたり様々な雑誌を刊行してきた。
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ロシアのスタッフへの措置については、「退職金や福利厚生の充実、従業員支援や再就職支援プログラムの提供、他の市場で募集されているポジションへの応募に関する人材チームの専門的な指導など、影響を受けるすべての人にできる限りの支援を行うことを最優先する」と説明している。
ロジャー氏は、「コンデナストの最高基準に見合う出版物を、長年にわたり献身的に作り上げてきたロシアのチームに非常に感謝している」という言葉で声明を締めくくっている。
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