株式会社HIKKYが手がける「バーチャルマーケット(通称Vket)」は、今やVRイベントの代表格。「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録に認定されています。
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そんなVketが、8月13日(土)~28日(日)の期間で「バーチャルマーケット2022 Summer」を開催予定。今回は、テーマや出展企業会場を発表しています。
買い物・エンタメ・コミュニケーションなどをVR空間で
Vketは、企業ブース・一般ブースでアバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服・飲食物など)を売買したり、会場内で乗り物に乗ったり、音楽ライブに参加したりできるVRイベント。来場者間の音声コミュニケーションが可能で、臨場感あるVR体験を提供します。
VR機器・ゲーミングPCからはVRChat内特設ワールドへ、スマートフォンなどからはURLクリックのみで入場できるブラウザ会場へ入場可能。期間中は24時間運営しているため、世界中から多くの人が集まります。
また、常設型の総合ショッピングモール「Vket Mall」も展開中。イベント開催とは関係なく365日訪れることができます。
テーマは“原点”、ニューヨークと大阪を舞台に
そんなVketの最新イベント「バーチャルマーケット2022 Summer」のテーマは“原点”。メタバースが身近な世界となりつつある今、原点に立ち戻り、芯をぶらさず進化と発展を続けていこうという思いから設定されました。
今回の企業出展会場は「パラリアルニューヨーク」と「パラリアル大阪」。エンタメ都市・ニューヨークと笑顔とグルメの都市・大阪をリアルとメタバースに並行して存在する“パラリアルな街”として創出します。なお、Vketの会場として海外都市が登場するのは初めてです。
ちなみに、一般出展会場の各コンセプトは4月中旬に発表予定。
「バーチャルマーケット2021」ではメタバース接客も
それでは、2021年12月に開催された「バーチャルマーケット2021」を少し振り返ってみましょう。
「メタバース・シティ」をテーマに、企業ブースは「パラリアル渋谷」と「パラリアル秋葉原」で展開されました。初出展となったのは、株式会社ローソン・SMBC日興証券株式会社・株式会社テレビ朝日など。各社、バーチャルならではの体験を盛り込み、それぞれの魅力をアピールしました。
もちろん、株式会社ビームスや株式会社大丸松坂屋百貨店など、出展実績のある企業も多数参加しています。
注目したいのは、“メタバース接客”への取り組み。企業出展会場と一般出展会場を合わせて総勢171名が、企業内スタッフやボランティアなどそれぞれの形態でメタバース接客に参加しました。これは、“勤務地メタバース”という新しい働き方をリードする取り組みと言えるでしょう。
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(文・Higuchi)
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