高円寺にビストロ「イオ(iiiio)」が、4月8日にオープンする。手掛けるのは、アーティストやクリエイターなどあらゆる分野のプロフェッショナルがお互いの領域を超えて集うクリエイティブ・ベース「TEN10」。農家や漁師をクリエイターと捉え、「飲食」をお題に新たな取り組みを始めた。
TEN10は、スタイリスト、 アートディレクター、カメラマン、衣装デザイナー、PR プランナーが揃い、「考える→つくる→届ける」までのブランドコミュニケーションをトータルプロダクトとして設計。プロジェクト「EP」をはじめ、乃木坂46の衣装などを担当している。
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イオの出店場所は高円寺駅と新高円寺駅の間で、ルック商店街こと新高円寺通りの近く。一軒家を改装し、1階と2階の2フロアで営業する。ショップ名はイタリア語で私を意味する「io」の「i」を4つにし、ロゴは囲炉裏に人が集まる様子をイメージした。
イオの出店は、TEN10の新しい挑戦としてスタート。茨城県の農家で育ったCEOを務める市野沢祐大が、地元の農家で同世代の人たちが野菜作りに取り組んでいる様子を見てクリエイターだと感じたことから、農家や漁師をクリエイターと捉えて、「何を一緒に作れるか」という問いに向き合ったという。シェフはイタリアンとフレンチでそれぞれ経験を積んだ2人が担当する。
1階はカウンター8席と掘りごたつのテーブル2脚を用意。カウンターの椅子は内田繁のもので揃え、キッチンの内部には改装前から設置されていたという囲炉裏を残した。2階はVIPフロアとして予約制の個室として展開。1階入り口と2階の壁には「ブレス(BLESS)」の壁紙を貼り付けた。
平均予算は8000〜1万円を想定。「5種類のトマトとストラチャテッラ(1000円)」や「アスパラとヤナギダコ スイカのガスパッチョ(1500円)」「目光のフリット(650円)」「北海道産エゾジカのパテ(1200円)」などを用意し、メニューは日によって変更する。
■iiiio
住所:東京都杉並区高円寺南3-21-14
営業時間:17:30〜23:30(lo22:30)
定休日:月曜日
問い合わせ:03-5913-9006
公式インスタグラム
Image by: FASHIONSNAP
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