「StockX」公式サイトより
オンラインマーケットプレイス「ストックエックス(StockX)」が、「スウォッチ(swatch)」と「オメガ(OMEGA)」によるコラボレーションモデル「BIOCERAMIC MoonSwatch」に関する取引レポートを公開した。
BIOCERAMIC MoonSwatchはオメガのスピードマスターをアレンジし、宇宙からインスピレーションを得たデザインを落とし込んだモデル。オメガのスピードマスターが3万円台で買えることから発表直後から話題を集めていた。日本国内では3月26日に渋谷、原宿、心斎橋のスウォッチストアで販売予定だったが、大勢の客が押し寄せたため、急遽店頭での販売を中止。渋谷店には1500人以上が殺到し、混乱状態となった。世界各国の販売店でも長蛇の列ができたという。
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ストックエックス上では、発売から1週間足らずで同コレクションが約2000件取引され、リリースされた週の取引数ランキングとしてはストックエックス史上最も売れた腕時計となった。腕時計カテゴリーの中で最も高い価格上昇率となっており、3月26日の発売以降、同コレクションの平均取引価格は小売価格の250%増にあたる900ドル(日本円で約11万円)。この価格上昇率は、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」と「ナイキ(NIKE)」によるコラボスニーカーなどの人気アイテムに匹敵する上昇率だという。
11本の「BIOCERAMIC MoonSwatch」コレクションのうち、「Swatch x Omega Bioceramic Moonswatch Mission to the Moon」が最も取引されている商品で、現在の平均取引価格は小売価格の約4倍近い995ドル(日本円で約12万1000円)。「Swatch x Omega Bioceramic Moonswatch Mission to Uranus」の平均取引価格は1040ドル(日本円で約12万7000円)で、コレクションの中で最も高い価格上昇率となっている。
また、ストックエックス上ではコラボコレクションの発売日である3月26日、「Yeezy 350」「Jordan 11」「Supreme」などの定番のスニーカーやストリートウェアのキーワードを抑え、「Swatch Omega」が検索ワードでトップ10入りを果たしたという。
■StockX
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