カプリ・ホールディングスリミテッドが、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」を展開するジャンニ・ヴェルサーチェ S.p.A.(Gianni Versace S.p.A.)の最高責任者(CEO)にエマニュエル・ギンヅベルジュ(Emmanuel Gintzburger)を任命した。今回の任命によりカプリ・ホールディングスのジョン・D・アイドル(John D. Idol)会長兼CEOの直属となる。
エマニュエル・ギンヅベルジュはアムリヨン経営大学院(EM Lyon Business School )を卒業後、1997年にダノンに入社し、ルイ・ヴィトン・パシフィック(LOUIS VUITTON PACIFIC)のマーケティングアナリストや「ランバン(LANVIN)」のインターナショナル・リテール・ディレクターとしてキャリアを積んだ。2009年に「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」に入社し、2011年から2016年までリテールとホールセールのディレクターを担当。2016年からはケリング傘下の「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」でCEOを務めてきたが、ヴェルサーチェへの移籍に伴い同職を退任する。
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同氏は就任に際し、「ドナテラをはじめヴェルサーチェの有能な経営陣と力を合わせて成長を加速させ、ファッション界をリードするラグジュアリーメゾンとしてヴェルサーチェの地位を高めていきたいと考えています」とコメントした。
なお、ジャンニ・ヴェルサーチェ S.p.A.現CEOのジョナサン・アクロイド(Jonathan Akeroyd)は3月31日をもって同職を退任。4月1日からはバーバリー(BURBERRY)の新CEOに就任する。
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